ザ・ノンフィクション「クズ芸人の生きる道～57歳 婚活始めます～」を観て

埼玉県さいたま市大宮の結婚相談所コラボ大宮です。

１月５日にフジテレビ「ザ・ノンフィクション」で婚活関連のテーマが取り上げられると聞いて視聴しました。

ご覧になった方もいるでしょうか。

57歳の芸人さん。

日頃の態度やお仕事のドタキャンなどが多く事務所はクビになり、その日暮らし状態。お父様が亡くなりお葬式の際に様々な不安を感じて婚活を決意したところから今回の物語がスタート。

結婚相談所に入会するも、「お金持ちの良いところのお嬢さんと結婚がしたい」

カウンセラーにギャンブルやたばこをやめると約束するも嘘をついて続けている、お見合いでは嘘が混じったような？自分語り、会話の内容も自分がどう見られるか、どんな印象を抱かれるか全く考えていない内容で、お断り続き、会費の滞納、後輩や相方にお金を借りてやっと支払い…

と、描かれた内容は正直ひどいものでなんだか見ている方が苦しくなってきてしまいました。

ノンフィクションといってもメディアなので、誇張されてるかも？描かれなかったポジティブな面もあるかも？と思いつつ、婚活以外の部分でも、修業させてほしいとお願いしたラーメン屋さんの仕事を翌日に寝坊で遅刻したり、相方に紹介してもらったお寺の修業を2日目に逃げ出してしまったり…というところを見ると、やはりなかなか人生うまくいっていないんだろうなという感想を持つしかありませんでした。

きっとほとんどの人がひどいなあと感じる内容（実際の反響もネットニュースに取り上げられていましたが）だったかなと思います。

ただ実際に結婚相談所でいろいろな人を見ていると、全く同じではなくても、今の世の中、社会の中でルールを守って周りに溶け込んで「普通」に生きることを困難に感じている人、それによって婚活も同様うまくいかない、人との感覚のズレが大きいと感じられる人が増えているような気もします…。

婚活業界は、私たちのような結婚相談所のほかにもアプリだったり、行政のサービスだったり、色々な出会いを提供する場が増えていますが、最近言われいているのは

「そういうところで結婚できる人は、それを利用しなくても結婚できる人」ということ。

つまり、出会いの場で誰かに選ばれる素質がある人は、そこじゃなくてもどこかしらで機会、タイミングがあれば結婚できる、ということですね。

その中で結婚できない人がいる、のはどういうことか。

これは婚活業界だけでは解決できない社会全体の課題という場合も多々あります。

正直、結婚相談所も、ルールとして男性は定職に就いていなければ入会できません。また各結婚相談所ごとに会費の支払いやカウンセリングの予定もそうですが会員様との約束、ルールがあります。そういうことを守ってこそ婚活ができるわけで、何の条件もなく誰でも結婚させてあげられるよ！という魔法のユートピアではないのです。

結婚を望むすべての人の助けになれたら、それは凄いことですが、結婚は相手がいるものです。

自分自身の基盤がしっかりしていない人と分かっていながら相手に紹介するのは、無責任であり、「幸せな結婚」を叶えるための結婚相談所としてもアウト。

その部分でいえば私たちの仕事にも限界があります。

「婚活、結婚をする準備」ができていない人のお世話はできません。

でも、一人でも多くの結婚の望みを叶えたいというのは結婚相談所として当然の思いです。

今回の番組の内容を見ると「自業自得」という言葉が浮かんでしまいますが、そうなるには今までの様々な環境も影響がゼロではなかったはず。本人に非がある、本人が変わればいい、そういうことに思えるけれど、変わるきっかけがなかった、もしくはあってもそれを活かせなかった…など。

結婚したい！と願う人が、婚活・結婚への準備をスムーズにできるような環境や仕組みが整った世の中になるといいですね。

コラボ大宮にご入会をご検討中の一般のビジター様もご参加いただけます

◆開催日
【1月】
12(日)、18(土)、26(日)

【2月】
1(土)、9(日)、15(土)、23(日)

【3月】
1(土)、9(日)、15(土)、23(日)、29(土)

◆時間
10:30～11:30
14:30～15:30
16:00～17:00

◆場所
JR大宮駅西口徒歩3分
パレスホテル大宮　１Ｆ「サロン・ドゥ・カフェ」

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