結婚相談所はAI婚活に淘汰される?

 

2021年度から政府がAIを活用した自治体の婚活支援事業を後押しすることが報じられました。

以前からAIを使ったマッチング、婚活というものは注目されていましたが、少子化対策の一環として国がAI婚活を支援することになりそうですね。

実際すでにAI婚活で出会い結婚した夫婦もいますが、「自分の希望、好みから大きく外れた人と会うことがないので効率がいい」「自分と合うタイプはこういう人だったんだとAIに気づかせてもらえた」など好意的な声が多くあります。そんな魅力的な仕組みがさらに広がることで、少なからず結婚相談所にも今後影響が出ることが予想されます。結婚相談所に限らずAIによって将来的に必要なくなるサービスなどよく話題になりますが、果たして結婚相談所、現在の婚活サービスはAIに淘汰される時が来るのでしょうか?

まず実際にいま結婚相談所で婚活に励んでいる会員様を見てみると、婚活で苦労する場面、つまずくシーンは、出会いのタイミングだけではありません。相手と会う段階の手前の、本人の異性に対する接し方や考え方、身だしなみ、交際時の悩み事、また結婚の話が具体的に進み始めた時のメンタル部分の支えなど、結婚相談所に求められているサービスは実は結婚相手を見つけること意外にも色々なところにあります。

状況を冷静に判断して会員様の気持ちに寄り添いながら、道しるべをつくる、これが結婚相談所の役割です。会員様の話をたくさん聞き、本人も気づかないような潜在的な意識を一緒に発見したり、気持ちに寄り添い、励ましたり、時に厳しくしたり…こんな風に結婚という目標に向かって二人三脚で歩む感覚はAIにはないものだと思っています。AIの技術は将来、今ないものをあっという間に当たり前にしてしまうほどの大きな力だと思いますが、婚活はマッチングという実質的なものだけが出来ればいいわけではありません。苦しい時や悩んだ時に側で寄り添いモチベーションを上げてくれる存在、一緒に頑張ってくれる存在、この部分が求められている限りは結婚相談相談所がAIに淘汰されることはないでしょう。

AI婚活自体は画期的で一定の効果が期待されるものです。一方で少子化対策として行われるのであればマッチング後や結婚後のフォローなど、もう少し内容の検討予知がありそうですね。